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Adagiettoピアノ〈教室blog〉

埼玉県飯能市でピアノを教えています。レッスンの事、音楽のある日常を綴っています。

制約の中の美

先日、ピアノの公開レッスンを聴講してきました。


受講生は見た目で私と同世代?の方と現役の学生さんで

お二人とも古典のソナタ(ベートーヴェンとハイドン)を弾かれました。

古典派の作品ですから、テンポを自由に速めたり遅めたり、

ロマン派のように歌い上げて表現する事はできません。

また、当時の楽器の特性や室内楽、オーケストラの規模を考えれば

絢爛豪華な大音量をイメージして演奏する事もありません。


古典派の作品だから”やってはいけない事”があるわけで、

その制約の中でどう表現するのか、どう音楽を作り上げていくのか

そこに古典派の作品を勉強する面白さがあると

私は大人になってから気付きました。



公開レッスンではドイツ人の先生がしきりに

『ここは、○○なので音色を変えてみましょう』と。

制約のある中で、音楽を生き生きとさせるには

音色を変えるのが一番効果的ですからね!


しかし受講生の方達はなかなか変える事ができず四苦八苦していました。

音色を変えようとしても音量しか変わらず、

ドイツ人の先生が見本で弾いてくださるのと全く別の音色だったんです。

もしかしたら受講生の方達は気付いていなかったかもしれませんが、

受講生は演奏中ソフトペダルに全く足を乗せていませんでしたが

先生は基本的にずっと乗せて弾いていたんです。


『ソフトペダルは音を弱くするために使うのではありません』と

先生も仰っていましたが、では何のために使うのでしょう?

DSC06381 (640x480)


私の経験上、音色に魅力のある演奏をする方は

ソフトペダルを上手に使っているんですよね。

間近で先生のペダルワークと音色を体験できて

この日はラッキーな一日でした♪


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 ♪音楽のある生活

 #ピアノ #リサイタル #レッスン #練習

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